英語4技能教育研究家・オンライン英語レッスン | 鶴岡俊樹のブログ

英語教師が、英語教育のこと、日々のレッスンのこと、趣味のジャズピアノのことについて書いていきます。

⑥研究者、教師の考えるノンネイティブ英語教師の強み

これまで見てきたとおり、「The Native Speaker Fallacy」は広く浸透しており、その結果ノンネイティブ英語教師にとって非常に不利な状況を作り出し、英語教育に数々の望ましくない影響を与えています。

⑤The Native Speaker Fallacy

Phillipsonは、「理想的な英語教師は英語のネイティブ教師である」というこの広く信じられた考えを、「The Native Speaker Fallacy (fallacy:一般的に抱きがちな誤った考え)」と名付けました。

④ノンネイティブ英語教師の直面する問題

ノンネイティブ英語教師がかかえる問題が、世界中の現場教師から報告されています。 カナダのパキスタン移民であるAminは、マイノリティーの女性ノンネイティブ英語教師がカナダの英語教育界でどのような弱い立場におかれているか、移民の英語教師に行った調…

③イントロダクション要旨

一般的に、「理想的な英語教師は英語のネイティブ教師である」と、英語教師、英語学習者の双方に信じられています。このため、ネイティブ英語教師は学習者と学校によって圧倒的に好まれ、教室で教える際にも、教師の職を探す場合にも、非常に有利な立場に立…

②論文全体の要旨

この研究は、ESL(English as a Second Language、第二言語としての英語)学習者がノンネイティブ英語教師についてどのように考えているのか明らかにしようとしたものです。

①ネイティブ英語教師とノンネイティブ英語教師、どちらが優れているの?

私(鶴岡)はオーストラリアクイーンズランド州ゴールドコーストにあるボンド大学で、TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages、英語教授法)の修士コースを2001年から2003年にかけて専攻し、ノンネイティブ英語教師の有用性をテーマにその…

今週の練習記録(9/24~9/30)セッションで演奏してきました!

●練習時間:7時間00分(5時間のノルマ達成) ●練習に対する自己評価‐A(A:よくできた B:ふつう C:不満足)

⑥留学によって得られるもの – 私の留学体験記

キャンパスの美しい、ボンド大学 留学によって得られるもの 一般的なことではありますが、あらためて整理すると・・・

⑤留学で英語力を最大限身につけるためのポイント – 私の留学体験記

留学で英語力を最大限身につけるためのポイント せっかくの留学、英語をできる限り身につけたいものです。私の経験から言うと、留学によって英語力を最大限にアップさせるために重要なことは次の三つです。

④大学院進学〜帰国 – 私の留学体験記

大学院進学約三ヶ月間のEAPコースの受講者は、コースの最後に全員IELTSテストを受験することになっています。進学に必要な点数は専門学校やカレッジで5.5ポイント(TOEIC600~740点に相当)、大学で6.0ポイント(740~820点)、大学院で6…