筆者が海外旅行をするなかで「英語ができれば、海外、世界をもっと楽しむことができる!」「自分の世界が広がり、もっと面白くなる!」と強く感じたエピソードをご紹介します。
みなさんこんにちは。
今回は、筆者が海外旅行をするなかで「英語ができれば、海外、世界をもっと楽しむことができる!」「自分の世界が広がり、もっと面白くなる!」と強く感じたエピソードをご紹介します。
グローバル化が進展した昨今の世界で、英語が通じるのはもはやアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドといった英語圏だけではありません。
フィジーやマルタなど、一見非英語圏のように思える国々でも英語は使われていますし、また語学研修先として人気があります。
ヨーロッパではほとんどの国で英語が通用しますし、まさに英語は「世界言語」であるといえるでしょう。
そんななかで、筆者が実際に経験した英語にまつわるエピソードを綴っていきたいと思います。
記事中の現地の人々とのやり取りは、すべて英語です。
決して難しい英語が話せるわけでも、完璧に話せるわけでもありません。
でも英語が話せるからこそ、このような貴重で面白い経験をすることができました。
フィリピン、セブの海って美しいな!【事前交渉】編
筆者は2016年の3月に、友人とフィリピンのセブ島へ行ってまいりました。
フィリピンといえば、英語語学研修を格安で受けることができることで人気の地。
フィリピンでは英語は公用語とされ、教育の場でも子どものころから英語が使われるので、フィリピン人は英語がとても上手です。
スカイプを利用した格安オンライン英会話スクールの講師も、そのほとんどがフィリピン人講師です。
現地語のタガログ語というのは存在しますが、英語も問題なく通用するので、英語しか話せない筆者でもコミュニケーションで困ること全くはありませんでした。
ここセブ島は、言わずもがな美しい海で有名であります。
日本では沖縄の海も綺麗で人気ですが、ここセブの海の透明度は半端ではありません。
筆者と友人は、ここセブの美しい海で「ナルスアン島」と呼ばれる、桟橋で有名な島を訪れようと計画を練っていました。
ガイドブックによると、このナルスアン島はセブ本島から船で30~40分ほどのところにあり、そこへ行くには定期便等は運行されていないため旅行会社でツアーに申し込むか、各個人で船をチャーターするかの二つの選択肢があるとのことでした。
お金を極力使いたくない私たちは、はっきりした相場は分からなかったものの「各自で船をチャーターしたほうが安く済む」というネットの情報を信じ、港まで足を運び、船をチャーターすべく船主と交渉することにしました。
港に到着し、いざ交渉
We would like to go to Nalusuan Island.
「ナルスアン島に行きたい」
という旨を港の人に話すと、
Then, talk to the guys over there.
「それなら、あの人たちと話すといいよ」
と港で船の整備をしている人を指さしたので、その人と交渉することにしました。
彼はトムと名乗り、
We are from Japan.
と我々が日本から来たことを伝えると、
Oh, Japanese!
I love Anime!
Kaizokuou ni ore wa naru!(海賊王に俺はなる!)
と気さくに話してくれました。
*海賊王に俺はなる!…日本の人気漫画、「ONE PIECE」の主人公、ルフィの名セリフ。
本題に移り、トムに「ナルスアン島に行きたい」という旨を伝えると、
It costs 4000 pesos per person if you join a tour, but we only charge the same amount for both of you because you are Japanese.
「ツアーだと一人4000ペソ(約12000円)だけど、君たちは日本人だから二人で4000ペソでいいよ!!」
*the same amount(アマウント)同じ金額。英語では同じことを繰り返すことを嫌うので、二度目に出てきた4000ペソのことをこのように表現するのが自然です。
と言ってくれました。
これは自分たちでチャーターしてよかったね、と友人と喜びながら、交渉成立。
これから準備をして、ナルスアン島へ向かうことになったのです。
①【事前交渉】編