シンプルで簡単なフレーズで、あなたの英語がとてもネイティブらしくなります。
英語には、シンプルで簡単だけど、使えるととてもネイティブらしい英語になるフレーズがたくさんあります。
そうしたフレーズや表現が、実際の会話でサラッと言えたらカッコいいですよね。
このシリーズでは、そうしたネイティブのフレーズを例文とエクササイズ付きでご紹介していきます。
第一回は、相手の言ったことに対してはっきりとした返事をせず、あいまいにぼかしたいときに使える表現です。
ぜひひとつずつマスターして、ワンランク上の英会話を目指してみてください!
では早速いってみましょう。
1.If I feel like it.「気が向いたらね」
何か頼まれごとをしたけど、気が進まない時などに使える表現です。
「feel like~」で「~のように感じる」→「~がしたい気がする」という意味で、I feel like a drink.「一杯飲みたいなぁ」などのようによく使われます。
Julie: Honey, I have my hands full; please throw the garbage for me.
「私、手がいっぱいなの、ゴミを出してくれる?」
Ken: But I am tired from work. Maybe later if I feel like it.
「でも仕事で疲れてるんだよね。気が向いたら、後でやっておくよ。」
Kanako: Would you please send the report right away to the main office?
「本社に至急、報告書を送っていただけるでしょうか。」
Hanna: But that is not my task. I will do it if I feel like it.
「でもそれは私の仕事ではないわ。気が向いたらやっておくわ。」
エクササイズ
Your husband: Can you wash my red shirt? I need it tomorrow.
「僕の赤いシャツ洗ってくれる?明日着るんだ。」
You: _________.
「気が向いたらね。」
2.No special reason.「なんとなくね」
「特別な理由はなく」という意味で、「なぜ」と聞かれても特に理由のないときに「なんとなく」という意味合いで使います。
Farah: Why don’t you like to go with us?
「なんで私たちと一緒に来たくないの?」
Leony: No special reason. I simply can’t.
「なんとなく。ただ行かれないの。」
エクササイズ
Your friend: Why do you like Korean dramas so much?
「なんで韓流ドラマがそんなに好きなの?」
You: _________.
「なんとなくね。」
英会話は実際に話すことによってはじめて身につくものです。
エクササイズで予行演習したら、実際の英会話でもぜひトライして使ってみてください。
次回記事「あいまいに返事をしたいとき②」でも引き続き「ぼかして返事する」表現をご紹介します。