英語が話せないままアメリカ留学に行った私を救ってくれた、おススメ学習法。
皆さん、こんにちは!
横浜の初心者・初級者のための英会話スクール、C.ダイアナEnglish School講師のNaokoです。
英語が話せないままアメリカ留学に旅立った私…
私はアメリカに留学する前、本当に学校で習った程度の英語力しかありませんでした。
そんな状態で、ポンとアメリカに送り込まれ…最初は周りが何を話しているのか、ちんぷんかんぷん。
元々おしゃべりなタイプではなかったので、どんどん無口になってしまいました。
「これを言いたいけれど、どうやって言えばいいのかわからない。」「こちらが話しかけたら、向こうはどんどん話を返してきてわけが分からなくなる。それなら最初から何も言わないでおこう。」という感じで、生活に必要なことさえ我慢して、コミュニケーションを極力避けていたのでした。
「歌」との出会い
そんな私でしたが、ある時ものすごく興味のあるものに出会ったのです!
それは、英語の「歌」でした。
アメリカ生活に少し慣れてきたころから、ホストファミリーと一緒に教会に通うようになりました。
そこで英語の聖書を読み、メッセージを聞き、そして讃美歌を歌う。
聖書とメッセージはハードルが高かったのですが、歌はもともと大好きだったので、「もっと歌を覚えたい!」という気持ちが沸き上がりました。
歌で英語を身につけましょう!
「歌を覚える」というのは、私の英語習得に多大な影響を与えました。
だから皆さんにも、英語学習法としてぜひおススメしたいのです!
好きな歌なら「勉強しなきゃ、練習しなきゃ」という苦痛なしに、楽しんで繰り返し口ずさむことができ、英語の発音や抑揚、リズム、語彙や言い回し、イディオム、そしてリスニング力などが自然と身についていきます。
歌ならなんでもいいかというと、そうでもないのですが…
日本の歌もそうですけれど、歌詞というのは完璧なセンテンスになっていないことも多々あります。
ですので、あまり細かいところまでは気にせず、とりあえず楽しくフフフンと口ずさんでみるのがいいと思います。
いろいろと音楽の趣味はあるでしょうが、まずは比較的クリアな歌声で、ゆったりしたテンポで歌われている曲の方が良いでしょう。
最近のヒップホップなどは早口なものもあり、スラングなども含まれているので難しいかもしれません。
メロディも覚えやすく、親しみの持てるものがいいですね!
私の個人的なおススメは…
カーペンターズ
ビートルズ
ディズニー映画の歌
ミュージカル映画の歌
カーペンターズの“Yesterday Once More”
例えば、カーペンターズの“Yesterday Once More”の冒頭はこんな歌詞です。
When I was young
I’d listen to the radio
waiting for my favorite song
「若い頃、お気に入りの曲が流れるのを待ちながらラジオを聴いていた」
これだけでも、When I was ~(私が~の頃)、I’d ~(昔よく~したものだ)、listen to 〜(~を聴く)、waiting for 〜(~を待ちながら)、などの表現が学べ、日常英会話でも活用できます。
たとえば…
When I was little, I’d always watch animations on TV.
(小さい頃、私はいつもテレビでアニメを見ていた)
I love listening to the Carpenters.
(私はカーペンターズを聴くのが大好きだ)
I stayed in the café for two hours waiting for my friend.
(私は友達を待ちながら、2時間もカフェにいた)
まずは歌詞を見て、曲と一緒に歌ったり一人で歌ったりしてみる。
わからない箇所があれば、インターネットで日本語訳や解説を見つけることもできます。
暗記するまで何度も歌ってみてください。
歌詞を味わいながら、楽しんで、気持ちよく歌うのがコツです。
一生懸命聴いて真似するので、発音やイントネーションも良くなるし、リスニング力もつきます。
歌で覚えると、英語が自然に口から出てくる!
中学で習うような簡単な表現でも、それを実際に使って会話をするのはまた一段ハードルが上がるものです。
このようにして歌で覚えると、英語が自然に口から出てくるようになります。
英語で歌えるお気に入りの歌を、ぜひたくさん見つけて下さいね!