留学先の授業ってどんな感じ?語学学校の様子をご紹介。
語学留学経験者がニューヨーク生活と語学学校の様子をご紹介します。
「海外旅行中に言葉に困らないようになりたい。」
「いつか海外に住んでみたい。」
社会人になって海外旅行してから、英語を学ぶことと海外に住むことに興味を持ちはじめた私は、英会話スクールに3年ほど通ったのちアメリカ・ニューヨークに約1年間、女一人で全額自費の語学留学を決行しました。
将来語学留学をしてみたいと思っている方や、留学生活はどんな様子なのかと興味がある方に、当時の生活や学校の様子などご紹介してみたいと思います。
忙しい社会人留学
約7年勤めた会社を月末に退職し、住んでいたアパートも引き払っての渡米は超過密スケジュール。
私のニューヨーク到着は学校が始まる前日になってしまいました。
社会人留学は忙しいのです。
本来は7日前に済ませなければならない入学手続きも、日程に余裕がなく初日に…。
午前中に入学手続きとレベルチェックテスト、午後からはそのまま授業開始でした。
初めてのクラスは、女性11人男性1人
レベルチェックテストの結果、10段階のうち下から4つ目のクラスになり、授業は自己紹介から始まりました。
日本人は私も入れて4人、ほかは韓国人2人、ギリシャ、イタリア、クロアチア、メキシコ、ブラジルから各1人。
唯一の男性はトルコから。
吸い込まれそうなブルーの瞳の美少年で、見とれてしまいました(笑)。
年齢層は18歳から35歳までと幅広く、学ぶ理由も「アメリカの大学進学のため」「単なる語学留学」「アメリカに住むため必要に迫られて」とさまざまでした。
彼らとはその後、片言の英語で会話しながら宿題を一緒にしたりランチを一緒にしたりするうちに、すぐに仲よくなれました。
日本人が多めの学校だとは聞いていましたが、これだけ国際色豊かだと、休み時間などにも日本語は話しづらい雰囲気。
英語の上達にはよい環境だと思いました。
授業が聞き取れた!
出発前に「授業を聞き取るためにはリスニングが重要だろう」と力を入れて準備してきたおかげか、授業中の会話は最初からほぼ100%理解することができ、まずはホッとしました。
相手の言っていることがわからないと本当に困るので、渡航前にリスニング力を鍛えておくことは大切だと思います。
文法はハードだった…
私は学生時代、英語が好きではない方で、「文法は留学先で習えばいい」と考え、日本ではほとんど準備していきませんでした。
留学中の文法の授業がハードだと感じたのは、予習しなかったせいもあると思います。
文法は日本でも学べるので、できればリスニング同様、留学前に準備をした方がよいです。
まあ、ハードだったのは文法の授業だけでなく、毎日宿題もどっさりあって、遊ぶ暇がほとんどないほどだったのですが…。
真剣に取り組まないと、置いていかれる
語学学校はさすが本気度が高いというか、日本で趣味の域で学んでいた頃とのレベルの違いをすぐに感じました。
油断するとすぐに授業についていけなくなります。
自然に、「真剣に勉強しなくちゃ」という気になれる環境でした。
最初に習った英語は?現地の生活にすぐ役立つ英語
初日の授業では、ニューヨーク生活にすぐに役立つ「地下鉄の出口にある英字表記の意味」を教えてもらいました。
本当に学校の帰りから役立ちました。
NW → North West (北西)
NE → North East (北東)
SW → South West (南西)
SE → South East (南東)
例えば「SE corner」と書かれてあるとすると、十字路の南東に出られる出口だという意味です。
これを知っていると道に迷うことが格段に少なくなりますよ。
今度ニューヨークに訪れる機会があったら、ぜひ活用してみてください!
目次:
海外留学生活のおはなし
①ニューヨーク語学学校その1