ニューヨーク語学学校の行事と、友人たちとのパーティーの様子をご紹介。
語学留学経験者がニューヨーク生活と語学学校の様子をご紹介します。
「語学留学中は、勉強だけしているもの?」「学校の行事はあるの?」「ニューヨークといえばパーティーのイメージがあるけれど、語学留学生も参加できるの?」…このようなことを知りたい方のために、学校の課外活動の様子をご紹介したいと思います。
楽しみにしていた季節のイベント
私が留学でニューヨークに滞在したのは、夏の終わりから春にかけてでした。
外国に滞在するとなると、その地ならではの季節のイベントにも興味津々ですよね。
私も、英語学習を兼ねてアメリカのドラマ「Friends」などをよく見ていたため、サンクスギビングやクリスマスなどアメリカの季節の行事に、「私も参加できるんだわー!」と楽しみにしていました。
学校行事らしかったのは、サンクスギビングのみ
ところが期待通りにはいきませんでした。
頻繁に大きな学校行事がある語学学校もあるのでしょう。
しかし私が通った語学学校はあいにくそれほどでもなく、明確に「学校主催」でそれらしい集い(?)があったのは、11月のサンクスギビングだけでした。
しかも、学校のカフェテリアに山盛りのドーナツとアップルサイダーが置かれただけで、それを自由に取って、あとはそのへんにいる人たちとおしゃべりして終わり、というたいへん大ざっぱで地味なものでした。
なんだか予想と大きく違うなー。
先生主催のカジュアルなイベントを楽しむ
いつも数日前にいきなり話が出て、「来られる人は来て」という感じでしたが、学校の先生が誘ってくれて、クラスメイト達10数人で団体行動する、というカジュアルな感じのイベントはいくつかありました。
ヤンキー・スタジアムでの野球観戦、ハロウィーンの日に気持ち悪いインテリアのレストランで食事会(仮装はしませんでした)、あるいはセントラルパークでスケートをしたり、街の中の派手なクリスマス飾りを、地元民である先生の案内で見て回ったりもしました。
「スキーに行こう!」と誘われたときに行かれなかったは心残りです。
すぐに借りられるスケート靴とは違い、スキーはスキー用具一式の他に、スキーウェアも必要ですよね。
借りられるかどうか分からなかったので、泣く泣く断念したのでした。
パーティーはどんな感じ?
これもドラマで見たようなパーティーとはかけ離れており、クラブで記憶がなくなるまで飲んで踊って、といったことは、私の留学生活にはありませんでした。
「危険な目に遭うわけにはいかない」と、気をつけていたせいもあります。
クラスメイトたちを誘ってのホームパーティーは、私がアパート暮らしを始めたときのハウスウォーミング・パーティーをきっかけにほぼ毎週、誰かの家でありました。
私はほとんど主催者側だったのですが、「週末、○○の家で日本料理を作るんだけど、食べに来ない?」とクラスの何人かに声をかけるだけで、参加者は勝手に増えていきました。
都合のつく何人かが集まって食材の買い出しに行き、食材費は参加者全員でワリカン、たいていみんなで後片付けもしてからお開き、帰りの治安のことを考えてあまり遅い時間にはならない、というたいへん健全なパーティーでした。
学びの多かったパーティー
最初は日本料理だけでしたが、すぐに参加者がそれぞれ自分の国の料理を披露するようになって作り方を教わることになったり、参加者の宗教にも配慮してメニューを決めるようになったりと、学ぶことも多く楽しかったです。
一緒に食べたり飲んだりすると、どこの国の人とも一気に親しくなれるものでした。
このパーティーをしたことで世界各国たくさんの人と触れ合うことになり、留学生活の充実度が大いに高まったと感じています。
ひと言英会話レッスン!
役立つ英会話表現、「ワリカンにしよう」と、「おごるよ」をお教えします。
語学学校ではこんなことまで教えてくれるのでした。
日常生活においてよく使う重要な表現だからだと思います。
「ワリカンにしよう」は、Let’s split it.といいます。*split(分ける、分割する)
このとき、itをお忘れなく。
itは支払ったお勘定を指します。
Let’s split.だと、「別々に行動しよう」という全く別の意味になります。
犯罪捜査のドラマで「二手に分かれよう」というときのセリフもこれですよ。
「ここはおごるよ(私が払います)」は、It’s on me.といいます。
外国人とお茶でもする機会があったときには、ぜひ使ってみてください!
目次:
海外留学生活のおはなし
⑦ ニューヨーク生活その5