英語4技能教育研究家・オンライン英語レッスン | 鶴岡俊樹のブログ

英語教師が、英語教育のこと、日々のレッスンのこと、趣味のジャズピアノのことについて書いていきます。

⑤留学で英語力を最大限身につけるためのポイント – 私の留学体験記

鶴岡オンライン英語塾

留学で英語力を最大限身につけるためのポイント

せっかくの留学、英語をできる限り身につけたいものです。私の経験から言うと、留学によって英語力を最大限にアップさせるために重要なことは次の三つです。

1.事前の準備
留学には、「行きさえすればなんとかなる」という面は確かにあります。しかし、事前の準備をして臨んだ方が行ってからの苦労を減らすことができ、留学生活をより楽しむことができます。また、日本でやれることをやり下地を作っておくことで、留学の成果をより大きくすることができます。日本でもやれること、日本でした方がよいことはあらかじめ日本でおこない、留学先の現地ではそこでしかできないことをするのが合理的です。

文法やリーディングなどは日本で勉強した方が容易です。現地の語学学校では文法やリーディングの授業はすべて英語でおこなわれるので、理解するのは簡単ではありません。日本で日本語によって書かれた教材や日本語でおこなわれる授業で勉強する方が、ずっと理解しやすく効率的です。進学準備コースや大学、大学院ではコースワークに忙しく、文法をいまさら勉強している時間はありません。

また、近年ではスカイプを利用したオンライン英会話も普及しているので、日本にいながら安価にスピーキングの練習をすることもできます。留学までにある程度話せるようになっていれば私のような苦労もしなくて済むと思います。

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事前の準備が大切

2.留学先での生活
留学先でしかできないこと、それは何と言っても英語に囲まれた現地での生活そのもの、現地で出会う人々との英語でのコミュニケーションです。現地に渡った後も勉強を続けることは大事ですが、それより留学先で知り合った新たな友人とショッピングや食事、映画に行ったり、パーティーやバーベキューに参加したり、一緒に勉強したり、スポーツをしたり、公園やテーマパークに出かけたり、教会の日曜礼拝やバイブルスタディに参加してみたり、学校以外にもたくさんの課外活動を楽しみ、英語を話す時間をできる限り多く持つことがより大切です。

ストレスの解消にもなるので日本人と日本語で話しても構わないのですが、あまりに日本人同士で固まってしまうと、「一年間滞在したのにほとんどしゃべれない」といったことになってしまいます。実際、多くのそのような人たちを見ました。

3.帰国後のメインテナンス
帰国後、英語を話していないとせっかく身についた英語力がさび付いてしまうので、継続的なメインテナンスをする必要があります。英会話スクールに通ったり、英会話サークルや英会話カフェに参加したり、仕事で使ったり、外国人の友人を作ったりなど、いくつか方法がありますが、私の一番のお勧めはオンライン英会話です。安く、便利に、たくさん話すことができます。私自身もすでに10年近く続けており、会話力は留学当時よりむしろアップしています。

①出発〜カルチャーショック
②新しい環境に慣れる〜カルチャーショックの解消
③課外生活〜友達と一緒に住む
④大学院進学〜帰国
⑤留学で英語力を最大限身につけるためのポイント
⑥留学によって得られるもの