4技能英語教育研究家 | 鶴岡俊樹オフィシャルブログ

英語教師が、英語教育のこと、日々のレッスンのこと、趣味のジャズピアノのことについて書いていきます。

①出発〜カルチャーショック – 私の留学体験記

留学をお考えの方へ
私は2000年から2003年にかけて、オーストラリアクイーンズランド州ゴールドコーストに約三年間の留学をしました。語学学校の一般英語コースにはじまり進学準備コースを経て大学院の修士課程に進んだので、一般的なおおよその留学コースを経験しました。

以下の記事は帰国後しばらくして書いたものですが、十数年経ったいま読み返してみても、当時の私が留学について抱いた実感と生の興奮がストレートに伝わってきます(一部改編。若さゆえの青臭さはご容赦ください)。海外留学をお考えの方の参考にしていただけるのではないかと思います。

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オーストラリア、ゴールドコーストのビーチとホリデーアパートメント

素晴らしい留学体験!
オーストラリアへの約三年間の留学体験は、ひとことで言って素晴らしいものでした。日本では決してできない経験をたくさんさせていただき、人間的にひと回りもふた回りも大きく成長できたように感じます。日本の中学生、高校生、大学生や一般の英語学習者の方々には、短期、長期を問わず留学をひとつの目標として、普段の英語学習に励んでいただきたいと思います。そしてどんどん海外に出て、より大きな世界を見て欲しいと考えています。

私の留学は今から考えると行き当たりばったりで計画性のないものでしたが、結果的にはだいたい一般的な留学のコースを辿ったようです。この記事が、語学留学、専門学校やカレッジへの留学、大学、大学院への留学などを考えている方の、お役に立てれば幸いです。

留学の動機
私は日本の大学卒業後の数年間、学習塾の講師として英語を教えていました。でも、英語がしゃべれないのにそれを教えている自分にずっと納得いかない思いをもっていました。このことが留学を決心した直接の動機だったと思います。一年間会話のレッスンを外国人から受けて準備し、留学先には友人のつてを頼ってゴールドコーストを選びました。シドニーも考えましたが、暖かい気候と豊かな自然、そしてのんびりとした雰囲気が決め手となりました。当初は一年間の語学留学だけの予定でした。

出発
私は27歳になるそのときまで一度も海外経験がなく、したがってすることなすことはじめてのことばかり、緊張の連続でした。これでいきなり一年の留学は少し無謀だったかもしれません。国際線の飛行機ももちろんはじめてでした。心細く不安でいっぱいで、上空の飛行機から九州が最後に見えたとき、「これが日本の見納めだな・・・」と考えたら思わず涙が出てきました。翌朝ブリスベンに到着し友人が迎えに来てくれましたが、はじめての異国でしばらく自分が自分でないような感覚でした。やはり長期の留学前には海外旅行や短期留学によって少しずつ海外に慣れておいたほうがいいと思います。

ホストファミリー
到着した日にホストファミリーと対面、年配のやさしい夫婦でした。彼らとはいまでも連絡を取り合っています。ホストファミリーのおかげでどれだけ不安が軽減したことか・・・良いホストファミリーにめぐり合うことはとても重要です。ホストファミリーもさまざまですので、良くないホストファミリーに当たってしまったときは我慢せず、遠慮なく斡旋先に申し出て変えてもらってかまいません。

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ホストペアレンツのヘンダーソン夫妻

語学学校
到着して数日後に学校がはじまりました。学校はゴールドコーストにあるボンド大学に付属する語学学校、通称BUELI(ビュエリィ)です。ゴールドコーストでは一番といわれる語学学校ですが、確かにレベルの高い良い先生がそろっていました。大学付属ということが大きいと思います。世界各国からの留学生を受け入れ、日本人のほか韓国人、台湾人、タイ人、インドネシア人、ブラジル人、コロンビア人、ロシア人、フランス人、スイス人などが来ていました。ビジネス英語コースなど数種類のコースがありましたが、最初私は一般英語コースからスタートしました。

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ボンド大学正門前

学校生活とカルチャーショック
語学学校での生活もまたはじめての経験、ここでも緊張のしっぱなしでした。初日の朝、振り分けられたクラスに連れて行かれクラスメートに紹介されたとき、彼らの騒々しさと迫力に圧倒され気持ちがすっかり萎えてしまいました。あとでわかったのですが、そのクラスは特別に元気で騒がしいクラスだったようです。初級レベルのクラスだったのにもかかわらずクラスメートはみなとにかくよくしゃべり、また彼らの言っていることもよく理解できなかったために、自分の英語力に対する自信も揺らいでしまいました。最初の一週間は寝てもさめても不安いっぱいで、不覚にもまた涙が出てしまうこともありました。完全なカルチャーショックでした。

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ボンド大学付属語学学校(BUELI)のクラスメートたち

先生の励まし
そんなとき話を聞き、励ましてくれたのが学校の先生でした。「あなたがクラスに馴染めないでいるのは気づいていたよ。でもクラスメートはみな素敵な人たちだから大丈夫。もう少し様子を見てみましょう。Keep going!」と言ってくれたのですが、後述しますがこれが結果的に先生の言う通りでした。語学学校の先生たちは、たくさんの留学生を受け入れ留学生の気持ちをよく理解しているプロフェッショナルで、いつもサポートしてくれる心強い存在でした。留学の初期には多くの人が強い不安を感じたりカルチャーショックに見舞われたりするものです。また、留学後しばらくするとホームシックにもかかります。そのような時には一人で悩まず学校の先生に相談してみるのもいいと思います。

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優しかった語学学校の先生

①出発〜カルチャーショック
②新しい環境に慣れる〜カルチャーショックの解消
③課外生活〜友達と一緒に住む
④大学院進学〜帰国
⑤留学で英語力を最大限身につけるためのポイント
⑥留学によって得られるもの