4技能英語教育研究家 | 鶴岡俊樹オフィシャルブログ

英語教師が、英語教育のこと、日々のレッスンのこと、趣味のジャズピアノのことについて書いていきます。

一日数分でOK!かんたんリスニング学習法②

皆さま、こんにちは。ユリシーズ英語教育研究所、英会話講師のShihoです。

 

前回に引き続き、効果の高いリスニング学習法をご紹介します。

今回は、英会話中級以上の方を対象とした「ステップ2:ディクテーションをする」です。

 

前回の、『ディズニー映画を聞く』ほどお手軽ではありませんが、やり方を工夫すれば短時間で無理なく効果を上げることができます。

 

ステップ2:ディクテーションをする

ディクテーションとは?

音声を聞きながら、それを書き取ることです。

何度も繰り返し聞き、十分に書き取れたと思えたところで、書かれた音声と自分が書き取ったものを照らし合わせ、どれくらい正確に書き取れたかを確認します。

 

ディクテーションが効果的なのには、次の理由があります。

 

①集中して聞くことで、耳が英語に慣れる。

②単語、文法、発音などの自分の弱点が見つかる。

 

英語を書き取るには、集中して何度も聞く必要があります。

意識的に聞くことで、耳が英語に慣れていきます。

 

また、自分が理解していない単語や文法、あるいは自分が正しく発音できない英語の音は、聞き取れない=書き取れないので、自分の『弱点』として意識化できるのも利点です。

 

おススメのディクテーション素材

音声と、その音声が文字で書かれたものがあれば、どんな素材でもディクテーションは行えます。

好きなドラマや映画のワンシーン、簡単な英会話テキストなど、20~30秒程の長さで取り組みやすいものがおススメです。

 

書店に行けばさまざまなテキストがそろっていますし、YouTubeで素材を探すこともできます。

自分の趣味に関係するものなど、なるべく楽しめるものを選んでください。

 

シャドーイングと組み合わせる

ディクテーションだけでもリスニング力を鍛えることができますが、さらにシャドーイングを追加すると効果が倍増します。

 

シャドーイングとは、音声を使った音読のことです。

その名の通り、音声からわずかに遅れて影(シャドー)のように付き添いながら読んでいきます。

暗記して音声と同時に読むのではなく、聞いた音声を聞いたまま即座に真似て声に出します。

 

お手本になる音声を集中して聞くため、発音や抑揚、リズムなどを正確にインプットすることができます。

暗記するわけではないのでさほど労力もいりません。

 

そして何より、ディクテーションまでの作業によって頭で理解できた素材が、そのまま脳に染み込んで本物の力に変わっていく感覚があります。

 

ディクテーションは少し面倒な作業ですが、シャドーイングはまるでお気に入りの歌を歌手が歌うのに合わせて歌うような感じで楽しく行えます。

かつ効果も絶大ですので、ぜひ試してみてください。

 

おススメの取り組み方

『なんだか大変そう…』

そう思われた方も多いのではないでしょうか?

確かに、ディクテーションを毎日やるのはちょっと大変です。

 

そこで、次のような取り組み方はどうでしょう。

 

①日曜日にディクテーションをする。【20分】

②月~土曜日の間は、シャドーイングをする。【1日3分】

(シャドーイングの回数は1日2回だけ。)

 

一度ディクテーションして理解できた素材をシャドーイングするのは楽です。

これなら無理なくできそうな気がしませんか?

 

実は、私もこのルーティーンを毎週行っています。

今では始める前よりもずっと英語が聞こえるようになり、それにより英会話をさらに楽しむことができています。


皆さんも、ディクテーションプラスシャドーイングでもっと楽にリスニングできるようになって、英会話をより楽しんでいただきたいと思います。

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