英語4技能教育研究家・オンライン英語レッスン | 鶴岡俊樹のブログ

英語教師が、英語教育のこと、日々のレッスンのこと、趣味のジャズピアノのことについて書いていきます。

私はこうした!~相手の言っている事がわからないとき~

鶴岡オンライン英語塾
『相手の言っている事がわからないとき』に役立つ表現を、3つのケースに分けて紹介

こんにちは。

C. ダイアナ English Schoolの姉妹スクール、ユリシーズ英語・英会話とディディEnglish Schoolで講師をしている江藤です。

f:id:tsuruoka-eigo:20190508181905j:plain

私は、25年程オーストラリアに住んでいました。

今では英語講師ができる位の英語力を身につけましたが、英語でコミュニケーションがとれなくて苦労し、小さい子供に話しかけられても全く理解できず、恥ずかしい思いもしました。

 

相手の言っている事がわからないたびに、自分の英語力がないせいだと落ち込み、聞き返すのも相手に悪い気がして、黙ったままで相手を見つめる日々が続きました。

 

ある日、自分が情けなくなり、どうしてもこのような状態から脱出したくなりました。

日本語の会話では、聞き取れなかった時に、えっ?今何て言ったの?と聞き返すのは自然な事なのだから、英語でも同じだと気が付きました。

聞き取れなく理解していないのに、話を適当に合わせると、後になればなるほど聞きにくくなるので、わからなかった時点で聞く癖をつけるようにしようと思いました。

 

でも、『相手の言っている事がわからないとき』にも、何がどうわからないのか、実際にはいくつか異なるケースがあると思います。

そこで今回は、私がよく使った『相手の言っている事がわからないとき』に役立つ表現を、3つのケースに分けて紹介したいと思います。

 

1.相手が何を言ったか聞き取れない

相手が言った事を聞き逃がしたり、聞き取れなかったりした場合に『もう一度言って下さい。』とお願いする表現にはどの様な物があるのでしょうか?

 

一番よく使うのは、

Pardon? だと思います。

Excuse me?Sorry? も使われます。

 

気を付けたいのは、語尾を上げて発音すると『もう一度言って下さい。』とお願いする意味になりますが、語尾を下げると、『すみません。』『ごめんなさい。』といった違う意味になる点です。

 

私がよく使ったのは、

Could you say that again?

Can you repeat that, please?

です。

いずれも、『もう一度言ってもらえますか?』の意味です。

 

2.話の一部が聞き取れない

英語力が上達してくると、『会話の一部が聞き取れない』状況を経験する様になると思います。

例えば、
I went shopping with Yoko last Monday.

と相手が言ったとします。この時、

 

went shoppingが聞き取れなかった場合は、

You did what?

 

Tomokoが聞き取れなければ、

You went with who?

 

last Mondayが聞き取れなければ、

You went when?

 

と聞けます。

こうすれば、部分的に聞き返す事ができます。

 

3.相手の言っていることの意味がわからない

相手の言っていることの意味が理解できない場合は、以下の表現を使ってみるのもいいと思います。

 

I don’t understand.

I don’t get it.

I didn’t quite get that.

 

これらはストレートな表現なので強く聞こえる事があるため、文頭にI’m sorry.をつけ、

I’m sorry, I don’t understand.

のように言うといいと思います。

 

又、相手の話すスピードが速すぎて理解できない場合は、

Could you speak more slowly?

と言ってみるのもいいと思います。

 

シンプルに、

What do you mean?

と言ってもいいですよね。

 

如何でしたか?

わからない時はまずPardon?やSorry?で聞き返す事はできますが、何がどの様にわからないのかより的確に伝えることができれば、もっとスムーズなやりとりができるのではないでしょうか?

わからなければ、少し恥ずかしくても、思い切って聞き返してみましょう。

意外なコミュニケーションの展開が生まれるかもしれませんよ。