英語4技能教育研究家・オンライン英語レッスン | 鶴岡俊樹のブログ

英語教師が、英語教育のこと、日々のレッスンのこと、趣味のジャズピアノのことについて書いていきます。

「私も」の英語表現について

鶴岡オンライン英語塾

先日、レッスンで生徒さんからこのような質問をいただきました。

「相手が言ったことを受けて、『私も同じ』と言いたいときには何と言えばいいですか?」

この質問には、どのような話を受けて「私も」同じなのかを確認しないと、実は答えられないのです。

 

その理由は、肯定文か否定文かで答え方が違ってくるからです。

肯定文とは、否定文でも疑問文でもないふつうの文のこと。

相手がこの肯定文で話をしてきているときには「Me too.」を使います。

たとえば、誰かが「猫が好き」という話をしていて、あなたも猫が好きと同意したい時はこのように言えます。

 

A: I like cats.

B: Me too.

 

一方、否定文の時に「Me too.」は使えません。

「猫が好きではない」と言われて、「私も(好きではない)」と返したい時にはこう言います。

 

A: I don’t like cats.

B: Me neither.

 

この「neither」は「ニーザー」と読みます。

(ネイティブの中には「ナイザー」と読む人もいます)

 

でも、「なかなか使い分けるのは難しい」と思われる方は、こちらの言い方がお勧めです。

 

Same here.


この表現は、相手の話が肯定文でも否定文でもどちらでも使えます

迷ったら、こちらを使ってみて下さいね!

 

それではまた来週。

f:id:tsuruoka-eigo:20190521012004j:plain