こんにちは!C. ダイアナ English Schoolの姉妹スクール、ディディEnglish School講師のYumekoです。
私はとても恵まれていることに、3つの種類の異なる留学経験があります。
【1】アメリカでプチ留学(2週間)
【2】カナダで大学留学(4年間)
【3】イタリアで短期留学(3ヶ月間)
どの留学も、今の「私」を形成するのに必要不可欠な経験でした。
留学を通して、私はさまざまな人・文化・価値観を受け入れられるようになりました。
でも、それだけではありません。
ありのままの自分を受け入れられるようになったというのも、とても大きな収穫でした。
外の世界に出るというのは、とても魅力的です。
よりよいコミュニケーションの方法を模索したり、外国語で専門分野を勉強したり、異国での生活習慣に順応したりするうちに、どんどん自分が磨かれていくのを感じることができます。
そんな私の留学生活、そしてそこで感じたこと・考えたことについて、ご紹介します。
【1】アメリカでのプチ留学 ~「家族」について考える~
高校2年生の夏、私は当時住んでいた市の姉妹都市プログラムを利用してホームステイをしました。
場所は、アメリカ、ミズーリ州のインディペンデンス市。
ホストファミリーは両親と4姉妹のあたたかい家族でした。
毎日「I love you」!?愛情表現豊かな家族
アメリカの家族の在り方でまず驚いたのは、愛情表現の豊かさです。
ハグは日常的に自然にする、「I love you!」を聞かない日はない、そんな、ファミリードラマ『フルハウス』のような一家でした。
両親2人とも仕事は適当な時間で切り上げ、家族の時間を大切にしていました。
休日のアクティビティーも、自家用ボートを使って湖でチュービング(Tubing。タイヤチューブを使って川下りや雪滑りをする遊び)をするといった、私の日本での暮らしとはまったく異なったもので、その「非日常感」がたまらなくおもしろかったです。
ホストファミリーは、両親が白人の一家でしたが、4女は中国からの養子を迎えていました。
その経緯を教えてもらい、家族の在り方の多様性に、とても感銘を受けました。
そして、子どもの意思を尊重する教育方針や、両親を敬う娘たちの姿を目の当たりにして、「家族とは、本来はこうあるべきなのだろうな」と、反抗期の10代ながらに感じたのを覚えています。
2週間という短い期間でしたが、ホストファミリーは私を本当の娘のようにかわいがってくれました。
今でも彼らとは連絡を取り合っています。
またホストファミリー以外にも、地域のアメリカ人の方々にたくさんお世話になりました。
そしてどこへ行っても誰と話しても、みんなフレンドリーで話しやすく、私にとってはそれがたまらなく心地のいいものでした。
もっと異文化を吸収したい!
この短期留学や、他の海外経験でもいい思いをしたこともあり、私は「さらに長く外国に滞在して、異文化のおもいしろいものをもっと吸収したい!」と思うようになりました。
そして高校3年生の頃には、日本で大学受験をする気はまったくなく、海外への大学留学を目標に、猛勉強とバイトの日々を過ごしました。
【1】アメリカでプチ留学(2週間)