4技能英語教育研究家 | 鶴岡俊樹オフィシャルブログ

英語教師が、英語教育のこと、日々のレッスンのこと、趣味のジャズピアノのことについて書いていきます。

①日本人教師に教わることは必要か – 日本人教師による英語教育を!

皆さんは英語を学ぶとき、外国人教師と日本人教師、どちらから教わりたいですか?

多くの方は、「外国人教師」と答えるかと思います。
それは、当然のことだと思います。そもそも外国人と交流するために英語を学ぶのですから。

外国人と日本語以外の言葉でコミュニケーションするという、ワクワクする経験がしたくて英語を学ぶのだから、外国人教師から教わりたいと思うのは自然なことでしょう。

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ワクワクする外国人教師との会話(横浜教室でのティーパーティーイベント風景)

でも、「外国人教師と日本人教師、最初はどちらに教わると上達が早い?」と聞かれたらどうでしょう。たぶん、「日本人教師」と答える方が少し増えるのではないでしょうか。

お気づきの方もいるように、英語や英会話を学び始めたばかりの人は、日本人教師から教わった方が良い場合がたくさんあります。

ひとことで言えば、日本人教師の方が圧倒的に「分かりやすい」からです。
日本人教師はたとえば日本語を使って教えられるなど、いくつかの長所を持っています。それらの長所をうまく利用して教えることができれば、日本人教師は外国人教師(ネイティブ教師)に匹敵するか、それ以上の力を発揮することもできます。

そして日本人教師との「リハーサル」を終えた後で外国人教師に教わるのが、一番スムーズな英語習得の方法です。

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日本人教師は、さまざまな長所を持っています。

以下に掲載する記事は、私がオーストラリアでの留学(TESOL:英語教授法専攻)を終えて2003年に帰国後、修士論文の研究をもとに書いたものに、今回加筆、修正を加えたものです(2017年)。

修士論文では非ネイティブ英語教師の有用性について研究しました。
日本人教師の強み、日本人教師が持つべき資質、そして日本の英語教育における日本人教師の役割と必要性について述べてあります。
「日本人英語教師の良さを理解してほしい」、「日本人英語教師が自信をもって日本の英語教育を担ってほしい」、そして「自分も含めた日本人英語教師の力で、日本人の英語力向上に貢献したい」という思いで執筆しました。少し専門的な内容ですが、ぜひ読んでいただければうれしく思います。

 

日本人教師に教わることは必要か
一般に、「本物の使える英語、英会話はネイティブ教師に教わらないと身につかない」と考えられ、日本人教師よりネイティブ教師が好まれる傾向があります。

しかし、日本人教師から学ぶことは、読解や文法中心の受験英語に限らず、実用的な英語、英会話を習得する上でも、実はとても重要なことです。

この記事では、日本人教師の長所は何か、どんな日本人教師が必要とされるか、そして日本人教師が日本の英語教育で果たすべき役割とその必要性について、詳しく解説してあります。

日本人教師による英語教育を!(目次)
①日本人教師に教わることは必要か
②英語の初心者、初級者にネイティブ教師は早すぎる
③英語の初心者、初級者にはネイティブ教師より日本人教師
④「ニュータイプ日本人英語教師」とは・・・

⑤ネイティブ教師とも対等に渡り合える「ニュータイプ日本人英語教師」
⑥ネイティブ教師の長所は?ネイティブ教師の短所は?
⑦日本人教師の短所は?
⑧日本人教師の長所 – 日本語を使用して教えることができる
⑨日本人教師の長所 – 英文法に精通しており、ネイティブ教師よりうまく教えられる
⑩日本人教師の長所 – 生徒の目標になることができる
⑪日本人教師の長所 – 英語習得の道筋を熟知しており、学習のサポートを提供することができる
⑫日本人教師の長所 – 生徒をよりよく理解することができる
⑬日本人教師のすべきこと・・・